『 ぴーちゃんとぼくとの愛の巣穴を掘ってるのね。』 段ボールハウスの中に新聞を入れておくと、中で必死に掘って、お股の間からかき出します。巣穴を掘ってる気分らしい。疲れて一休み。
『ね〜ね〜、ぼく、すいぶんおっきくなったでしょ〜。なかなかいいオトコだと思わなぁい?』 うっとりと見つめるその先は・・・
『見てくれないんなら、強攻手段なの! えいっ!ぴーちゃぁ〜ん。 』 これが毎日の日課「のぞき」です。 しつこく覗いていると、ぴーちゃんに鼻先や手先をガブッ!その後は伏せ目がちにとっても悲しそうな顔をするのです。
『ベランダは怖かったんだ〜。 でもね、春になってお花がいっぱいになったから、つられて出てみたのね。』
『 マミーっっ! ぼく、やっぱりおうちに帰るぅ〜!』 この顔で下から覗かれると思わずチューしたくなっちゃうのよね。
『 ねむねむなの・・・。 』 ことわざとは違って、朝はやかましく起きるんだけど、食後はすぐにこの通り。