文・絵/ジョアンナ・トゥロートン 訳/山口文生 発行/評論社 価格/890円
北米インディアンに伝わる「火の起源説」がもとになったお話です。動物の中で一番かしこいのは「うさぎ」となっています。 また、カラスは何故黒くなったか、リスのしっぽは何故くるりと巻かれているか等、動物の姿に関する説もおりまぜられている作品です。
文/ジョイス・デュンバー 絵/スーザン・バーレイ 訳/角野栄子 発行/(株)ほるぷ出版 価格/1,400円
兄弟が欲しいうさぎのスマッジは、兄弟を見つけに森の中を歩き回ります。すると森の動物達が「はるまでまってごらん」といいました。 そう、春は出産シーズンですよね。このタイトルは、そういうことをあらわしています。
文/シャーロット・ゾロトウ 絵/モーリス・センダック 訳/小玉知子 発行/冨山房 価格/850円
女の子が、自分のお母さんの誕生日プレゼント探しをうさぎさんに手伝ってもらうというお話。 決してコメディではないのですが、うさぎさんと 女の子の会話のやりとりが、まるでうさぎさんが「ボケ」で女の子が「ツッコミ」の漫才のようだと感じてしまいました。
文/イエルク・シュタイナー 絵/イエルク・ミュラー 訳/大島かおり 発行/(株)ほるぷ出版 価格/1,400円
うさぎ工場(食肉用うさぎを育てる工場)で長く暮らしていた灰色うさぎと、外から送られてきたばかりの小さな茶色うさぎが、工場を脱走するお話。 読み終わった後、心が温まるような絵本ではなく、何か矛盾を感じて心が切なくなってしまうような内容。 とても考えさせられる作品。小さなお子様向きではなく、大きめのお子さん〜大人向きでしょう。是非読んでみて欲しい作品のひとつです。
文・絵/マーカス・フィスター 訳/小沢正 発行/フレーベル館 価格/1,200円
とても優しいタッチの絵が印象的な絵本。内容も、子うさぎのホッパーと、優しいママうさぎの日常生活、という感じでほんわかしています。とにかく絵がかわいい!
文/ナディヌ・ソーニエ 絵/マルセル・ジュネステ 訳/豊水順子・正昭 発行/大日本図書 価格/950円
「アナウサギ」の生態をごくごく簡単に紹介している絵本。言葉を絵に置き換えた「絵文字」が文章の所々に入っていて、読む楽しさ倍増です。 絵がとってもきれいです。「アナウサギ」とちゃんと限定してあるところが外国って感じですね。 (原題は「Le lapin」フランスの絵本)