ぴーとしゅーのお食事

メインディッシュ  6:30と18:30の1日2回。
食事内容は、ペレット、乾燥野菜、野菜、果物、水、牧草

1日2回の主食内容

 朝晩2回のお食事。ペレットは体重の2%以下を2回に分けてあげています(通常は3%以下と言われます)。※ペレットのグラム数はその時期の体の具合やダイエット時期等によって、変化しています。そこに乾燥野菜もちょびっとトッピング。
 2003年現在、ペレットの量はぴーちゃんはニッパイ コンフィデンスを朝晩8〜10gずつ。少ないと思われるでしょうが、ぴーちゃんの健康上のことがありまして、あれこれ試した結果の数値です。病院でそれでOKとされています。普通の子はもっとたんと食べて下さいね。しゅーちゃんはイースター メンテナンス、うさファン チャーターフードを混ぜたものを朝晩8〜10gずつ。(たまにもう1種混ざったりもします)やはりしゅーちゃんもペレット量が少ないのですが・・・しゅーちゃんは秋〜冬にかけて牧草を食べ過ぎて急激におデブになる為、冬のペレット量はダイエットモードの量です。ちなみにこの量でも太ってしまうの…。
 サイドには低カルシウム野菜をてんこもりと果物少々。水気は一応切りますが、わざと水分を残してあげていますので、グラムにすると朝晩60〜70gずつ。いつもあげている種類は、下の生野菜、果物の記述をご覧下さいね。
 更に牧草(チモシー)は切らすことなくいつでも食べられるよう、何種類かをまめにたっぷり補充。
 ぴーちゃんはこの感じで何年も体重維持できてますが、しゅーちゃんは非常に太りやすく、年に何度かダイエットが必要です。体重管理にはかなり気遣いますが、ダイエットさせるにしてもさすがにペレットをこれ以上減らすことはできず、チモシーを制限するのも難しく…。
チモシーとはいえ過度の食べすぎは体重増に繋がると思われます。


我が家のペレット遍歴をご紹介します。

イースター ラビットフード(ソフトタイプ)

 うちのうさ、ぴーが一番初めに食べてたもの。1994〜1998年頃か?
 繊維質も少なく内容成分的にはあまり良い物ではないと分かっちゃいるけど、昔はあまりペレット種類もなく、ぴーはこのペレットがだ〜い好きで4歳までこれで育ってきてしまった為、なかなか他への切り替えが出来なかった。ようやく替えができたのが↓HORのオリジナルバニーフード。

大粒ソフトタイプイースターラビットフード


小粒ソフトタイプオリジナルバニーフード HOUSE OF RABBIT
オリジナルバニーフード


 2番目にトライしたもの。
カナダ産テクニカルフード(今は無くなってしまったらしい)のコピー商品。成分、食い付きともに良く、毛ヅヤも良くなる。ソフトタイプで小粒。イースターラビットフード同様のソフトタイプなので、せめてイースターからこれに移行させたく思い、与え始めた。しばらくは拒んでいたものの、慣れれば大好評。うまく移行できた。現在はあげていません。


Heinold SHOW FORMULA

 3番目にトライして挫折したもの。
アメリカのトップブリーダーが愛用しているという商品。低カロリーで乳酸菌を含み、その他成分も質も良い。ハードタイプで小粒。ハードと言っても、水分が少なく繊維質な為、すぐにもろもろ折れる。ただ、問題はうちの子達は食い付きが良くないこと。特にしゅーは最後まで残し、お腹が減ると仕方なく食べる状態。オリジナルバニーフードから、更にこれに切り替えたいと思っていたのだが、無理。今はあげてません。
小粒ハードタイプSHOW FORMULA


やや大粒ハードタイプBUNNY BASICS/T OXBOW BUNNY BASICS/T

 4番目にトライして、結果『廃止』したもの。
たいていのペレットは主原料がアルファルファだった時代に、この商品はティモシーを主原料としていた新しいものでした。低カロリーで、繊維質も他と比較して多い。ちなみにショーフォーミュラよりも粒が大きくハードタイプ。これを多く食べさせると、確かに草色の良質うんちが出る。3歳以上におすすめとのことなので、ぴーの主食にしたいと思った…。
ところがぴーが一番嫌うペレットがこれ。味よくないみたいで…。更に問題なのは、ぴーにはこのペレットを噛み潰す際、歯と顎にかなり負担がかかる様子。ひどく不自然な大きな甲高い音を立てて嫌そうに食べる。歯がとても心配。(しゅーは平気。)まだ1歳未満のしゅーにも味に慣れてもらうために少量を食べさせていたが、 しゅーはSHOW FORMULAよりは断然これが好き。

その後…ぴーの奥歯に異常がみられました。
奥歯の上下の長さ(高さ)が違うのです。その歯が原因になっているらしく、片方の目から涙がでるように…。
幸い、歯を削るほどではないのですが、歯にそれ以上負担をかけたくはないので、以来ハードペレットというものは我が家では全面廃止!
ものによってはもろもろと崩れる柔らかいものもありますが、もう怖くてあげられないのが実状。


イースター バニーセレクション メンテナンス

 しゅーちゃんが2002年現在年食べているもの。
チモシー&アルファルファ原料、小粒のソフトタイプ。低カロリー、低カルシウム、高繊維で大人のうさぎさん用商品。食いつきも良し。うさファンの「gooばにい」と同一商品。
(画像は後にUP予定)

 


  うさファン チャーターフード

2002年現在、イースターメンテナンスと共にしゅーちゃんが食べてます。以前からちょこちょこあげていました。
食いつきかなり良し。多分、この中で一番。
但しアルファルファメインです。
(画像は後にUP予定)


イースター バニーセレクション シニア

 ぴーちゃんが2001年に数ヶ月間食べていたもの。
 チモシー原料、低カルシウム、高繊維、アガリクス配合、小粒のソフトタイプ。食いつき良し。
アガリクスは免疫力UP、抗癌作用があります。
ただ、我が家では高品質のアガリクス粉末を毎日別口で食べさせているので、このペレットはいらないっちゃいらない(笑)
コンディデンスと半々であげていたのだが、病院の指導(←コンフィデンス1本にしましょうと言われ…)に従い廃止。 (画像は後にUP予定)
 


 

ニッパイ コンフィデンス

 2002年現在のぴーちゃんのお食事。これ1本。
獣医師が開発に加わったという商品で(うちがお世話になってる病院の先生も…)、取り扱っている病院でしか買えません。病院用の処方食の扱いです。市販で手に入れたいのなら、ニッパイのヘルシープレミアムという商品があります。コンフィデンスよりも安値で、原料の品質と、ミネラル、ビタミンの配合量がやや劣るようです。

コンフィデンスはアルファルファ原料、低カルシウムで「尿路結石予防」に良いフードといいます。カルシウムの値自体は、他のペレットとそんなに変わらないし、もっと低いものだってあるのですがね…。
ソフトタイプの大粒、周りが甘いので食いつき非常に良し。
ぴーちゃん、何度か膀胱炎を患い、クレンザー状の結石でも苦しみ、更にここ最近では一時期膀胱に少々障害が見られ、沈殿したカルシウムが自力で排出できず、人為的に膀胱を絞りださねばならないという状況になりまして…。
それ以来病院の指導で、シニアはお休みし、これ一本。 しかも朝晩8gぽっち。(以前は朝晩10gでしたが野菜の量を増やした為、減らし中)食いつきがとても良いので安心ですけどね。ちなみに、量についてはぴーちゃんの尿の異変等で何度か病院に通いながら、その対応として減らした結果です。ぴーちゃんは、病院でそれでOKとされていますが、健康な若いうさぎさんはこの量を真似してはいけません。
(画像は後にUP予定)



乾燥野菜

 ペレットに少量ふりかけて朝晩あげています。
MIXものは、ちゃんと中身の野菜の種類を確認。コーン(うちの子は嫌い)やサツマイモ(あまり与えたくない)が多いものはパス。無農薬というもので、色が良いものををそれを選んで購入。あくまでも乾燥野菜。揚げた物は不可。うちの子はマルカンの商品がお気に入り。大ぶりの輪切り乾燥人参と、春キャベツは大好評。
人参・キャベツ乾燥野菜甘味が増してうまいらしい 

生野菜

 一年中メインで必ずあげるものはサニーレタスとセロリ葉&茎、三つ葉。これらは低Caなので、量も多くたっぷり与えます。あとは季節で手に入るものを少量ずつ追加。ほぼ冷蔵庫に常駐し、年中食べているものとしては、人参、キャベツ、ミニセロリ、ブロッコリ(花・茎・葉)、ブロッコリスプラウト、大葉、ベビーリーフあたり。しゅーちゃんにはパセリ、春菊、小松菜等、高Ca野菜も少量混ぜます。カルシウムに異常に敏感なぴーちゃん、病院でも頭ひねられちゃうほどなので、ぴーちゃんには低Ca野菜のみ。食事内容には何らおかしな点も見直す余地もないらしいんんですけどね、ぴーちゃんはそれでもダメ。 だから、通常のうさぎさんよりもご法度野菜が多いのです。それを抜きにすれば。。。ぴー、しゅーのお気に入り野菜は、小松菜、パセリ、春菊、カブ・大根の葉、人参、セロリ葉、サニーレタス。ちょっと不評なのはモロヘイヤ、つるむらさき等のムチン含有ねろねろ系。
 野菜は流水でよく洗い、キッチンペーパーで軽く水気を切ってあたえます。我が家の場合はわざと水気を多めに残した状態で食べさせています。ぴーちゃんには特に水分をいっぱい採ってもらわないといけないので。膀胱炎、結石防止の為です。しゅーちゃんは水分を多く摂ってもお腹が緩くなることもありませんので。

果物

 ぴー、しゅーのお気に入りは、とにかくバナナ。免疫力UPに効果があるので毎日食べさせている。子宮ガン摘出後のぴーには、バナナの間にアガリクス粉末をはさんだ「アガリーバナナサンド」。(しゅーちゃんにも3歳過ぎから始めました)他にお気に入りは、リンゴ、ナシ、洋ナシ、アメリカンチェリー(種は除去)、パイン、ブルーベリー。人間の体と比較して量を決めている為、量はかなりケチっている。一度にあげる量としては、バナナは1p輪切、チェリーは1/2個〜1個、りんごは1p櫛型。うさぎの体の大きさを考えると、それ以上はあげてはいけないかな…と思ってしまうのです。
季節の果物


牧草

 HOUSE OF RABBITのオリジナル商品。チモシーのロングタイプ2番刈り。 ちなみに最近はパッケージ変わってます。これ→とは違ってます。
長いものは60cmを越し、新鮮な青臭さで、食いつきがとてもよいです。
他に食べているものは、アラタの小動物の健康食 大地の草 チモシーグラス、しもきたどうぶつらんどのオリジナルロングチモシー等。数種混ぜてあげています。
牧草は切らすことなくいつでも食べられる状態に。毎日就寝前にたっぷり補充、夜中お腹がすいても大丈夫なように。
同じチモシーでも色々なものをあげてみましたが、中にははずれもありました。全然食いつかないってものが…。
更にHOUSE OF RABBITのソフトチモシー(3番刈りか4番刈り)を牧草を詰められる竹ボールに詰めてあげています。オリミツのすずらんヘイも同じようにあげていたこともあります。どちらも我が家のうさぎ達にはかなり好評。
但し、 HORのソフトチモシーの繊維質は右写真商品の半分くらいと書かれているので、おやつのように考えています。
食欲不振時にも飛びつき、かなりの嗜好性がありますよ。
ロングティモシー 
お水

 特にペット用飲料水やミネラルウォーターを購入してはいません。
現在はペットボトル専用のマイナスイオンマルチカートリッジをセットしたペットボトルに水道水を入れ、そこにうさぎの納豆菌(うさぎのしっぽで購入)を加え、1日室温で放置したものを与えています。
しゅーちゃんのボトルにはマイナスイオン水をつくるという棒状の商品も仕込んでおります。


パパイヤ、クランベリー 乾燥果物

 ご褒美につかうもの。爪切り後、長時間のブラッシング後は必ずご機嫌とりに数粒あげてます。
ドライフルーツは甘味が多いので与えれば何でも食べそう(?)。
あげているものは、 ドライパパイヤ、ドライワイルドブルーベリー、ドライクランベリー、ドライアップル、ドライパイナップル(砂糖みたいなのが付いてない薄い乾燥商品)、レーズン(カレンズ)。
ちなみに購入の際は原材料に果物以外をつかってないものを選ぶこと。
おススメは製菓用品のドライフルーツ。油分を一切使っていない商品が選べます。更に小さいサイズで売られているものが多いのも助かるところ。ドライアップルは、HOUSE OF RABBITさんの『ふかふかりんご』が超ウケが良いです。りんごをフリーズドライにしたもので、とっても軽い。もちろん無添加。同じく同店のフリーズドライの商品で『さくさく苺』も大好評。
 ドライフルーツは甘みが凝縮されている為、目の色変えて飛びつきます。釣りたいときにもお役立ちなうえ、それぞれに良い点があるので、健康維持にもお役立ち。パパイヤには他の果物と比較して極めて優秀な消化酵素「パパイン」が含まれるので、毛球症予防に効果あり。ワイルドブルーベリーにはガン予防、抗ガン作用、心臓血管活動の改善(老化防止)、視力改善など、健康につながる活性酸素抑制作用あり。クランベリーには抗ガン作用、尿路感染症(結石等)予防効果あり。
  但し、どれも与えすぎは肥満のもと!あげても2〜3粒で。
 
 切干大根状のドライパパイヤ、これはうさぎに大好評なのですが…乾燥パパイヤ(青パパイヤ)はカルシウム値が高いので、与えるのを廃止しました。ぴーちゃんには数本与えただけで、すぐにカルシウム過多の尿が出てしまうのです…。ちなみにしゅーちゃんは平気。

クッキーできればやめようね・・・

クッキー(廃止)

 与えてはいけないものでも、甘やかしてこれが楽しみになってしまっている我が家では、ぴーちゃん5歳のときまで毎日の食事に欠かせませんでした。「ごはん」=「クッキーが食べられる!」と思われていた為、これが乗っていないと「うさぎまっしぐら」にならない・・・。体の為に量はほんの少しで、粒のぶらんちを2粒。ぱくぱくクッキーは1/2個とかでしたけどね。 
00/7月末 完全にクッキー廃止!食事時のうさぎまっしぐらアイテムは、輪切りの乾燥人参。これが食事に乗っていれば、クッキーと同様の喜び方。以前は細かいタイプの乾燥人参だったのを、輪切りの大ぶりのものに変えたのが効果あり。部屋で遊んでいるときはドライフルーツや、フルーツ、野菜でまっしぐら。



 

パパイヤタブレット

 パパイヤエンザイム、パパイヤボール等の錠剤。 パパイン酵素で消化を助ける。お腹の中の毛玉溶かしに効果があると言われている。(病院によっては特に効果的でないと言うところもある)換毛期はぴーには1/2錠、しゅーには1錠、寝る前に与え、それ以外の時期には2日に1度。
最近はアップルポリフェノールとアップルファイバー配合の三角のタブレット状の品をあげはじめました。写真の商品とは違います。体重1kgに対して1粒というのですが、ぴーちゃんはやはりカルシウム値が気になるので少なめに1粒、しゅーちゃんには普通に2粒あげてます。

 パパイヤタブレット中身は同じ  

 小粒乳酸菌 乳酸菌

   HOUSE OF RABBITの乳酸菌。腸の働きを正常に保つために毎日2gくらい(ぽっちり)を朝食後に与えてる。イーストのようなにおいで、おやつをもらうのと同じで喜んで食べている。
しかし…我が家ではまたもや廃止傾向。
整腸作用には納豆菌を使い始めたもので、それでまかなえるかな?
ぴーちゃんにはカルシウム値が気になるのでだいぶ前から廃止。穀物を使用しているものなのに、カルシウム値がわからないので大事をとってみました。ぴーちゃんの場合、歯にもかなり悪そうだったのです。て甲高い音を立てながら、かなり時間をかけてぽりぽりしていました。砕いて与えりもしたのですが、砕くのも結構硬くて大変…。 しゅーちゃんは残っているのを今も食べてますが、使い切ったらそこまでの予定です。パウダー状の乳酸菌に切り替えてみる予定。

とにかく…うちは特別です。カルシウムに敏感です。笑っちゃうほど警戒してます。
うちの食事内容は全て病院の先生にチェックして頂きましたが、特に問題点は無く、
普通のうさぎさんならだいじょぶなものなのです。それでもぴーちゃんはダメなのです。
原因のひとつとして、水を飲む量が少ないこともあります。
(あとは膀胱の機能に障害がある可能性も指摘されたことがあります。)
だから水分メインの野菜(普通ならあまりあげるなといわれもの…)も水代わりに多く与えてます。
そして、高カルシウムの野菜は少量すらあげてません。禁止状態。
小松菜少々♪ドライパパイヤ少々♪なんてあげてもすぐにいやな事が起きてしまうのです…。
また、それらが大好きだから見せちゃうとくれくれしてかわいそうだしね。
ちなみにしゅーちゃんは全然平気。ただただぴーちゃんの体質なようなのです。
ですから、うちの食事内容についての記述、カルシウムにかなり過敏で厳しいですけど、
普通のうさぎさんならうちほど警戒する必要はありませんからね。