うさぎ・鳥連れの長距離お引越し記

ダーリンの転勤が決まり、あたしもみんなもぞろぞろ付いてくことに決まり…、
うさママファミリーは埼玉から熊本という遠距離のお引越しをすることに。

11/8　お引越し荷物搬出あれこれ

　午前9時、ペリカンさんがどやどや。作業員さん５名＆運転手さん１名。
『力の無い茶髪くんはやーよ！』　『バイトくんばかり連れてこないでねぇ』　等々、事前に営業の方にあれこれ言ってたので、おじさま３名、しっかり系若者２名来訪。
ペリカンさんはそーゆーこと言っておけば、ちゃんと人選されるらしい。
そのことは後で知ったのだけど、うるさいこと言ってて良かった♪
みんな手際よく、あれよあれよと荷物が運び出されていく。プロのお仕事はすばらしー！って思わず見とれてしまった。

　あまりに早く荷物が家から消えていくので、焦ってぴー＆しゅー＆ぷぴをケージからキャリーに移動、ケージを分解・収納、搬出してもらう。
ここからみんなのキャリー生活が開始。

　休憩やお昼を挟み、搬出作業は2時半に終了。そこからおうちをちょちょいとお掃除。
事前に大体掃除してたので、さほど手間もかからず。
お陰で引越しやのおっちゃんに褒められまくった。
「いや～綺麗にしてらっしゃる！普通は引越しやりにきたのか大掃除やりにきたのかわからないとこ多いんだよねー。」と。
まーね。だってかなり頑張ったもん。冷蔵庫だって一人で動かして裏を掃除してたくらいだから…。
おっちゃんは、作業の間、うさぎにかなり興味を示し、「うさぎっていくらくらいで買えるの？」
「さっき、箱に『牧草』ってのがあったけどそーゆーの食べさせるの？普通の野草ではだめ？」とか、色々あたしに聞いてきた。もしやおっちゃんもうさ仲間になっちゃうのか？(笑)

　空っぽのおうちで最後の確認をしつつ、みんなを少しずつ遊ばせる。
この狭くて古いおうちともこれでサヨナラ…ちょっと淋しい。

11/8 ホテルステイ

　夕方、暗くなってきたのでレンタカーで蒲田のホテルへ移動。
蒲田のビジネスホテルみそのにチェックイン。
お部屋にみんなを運び、ダーリンは蒲田のレンタカー営業所へ車を返却に。
ホテルは決してお世辞でも綺麗とは言えない。
古く小さいホテル。
でもこの際贅沢は言っていられないの。
みんなとお部屋に泊まれるだけありがたや。
おフロも付いてるし♪
しかも何故か一軒家のフロみたいに広々。
ホテルのフロとは思えない。癒される～。
しかもこのホテル、シングルにはフロ無しが多く、
どこかに大浴場みたいなんがあるらしい。ふ～ん。
ただね…フロは良いが、室内等の床がとってもきちゃなかった。
老朽化も激しい。
薄手のフリースブランケット３枚持参したのが役立った。
床にそれを敷き、交代でうさぎぴょこぴょこ。
ぴーもしゅーもよく動く。探検探検モード全開。
ご飯どころではないらしい…。
ちゃんとしっかり食べてぇぇ。

11/9　メインイベント。ファミリー移動日

　寒～い。とにかく寒～い。ホントに今日はすっごい寒波が来ちゃったらしい。
キャリーにカイロ入れておいたほうがよさそうかな？と思い、ぷぴとぴーちゃんにはカイロ設置。
しゅーは耳熱いからだいじょぶそう。

　突然だけど、飛行機というのは･･･
国内線はぜーんぶペットは機内持ち込みできないの。
手荷物としてカウンターで預けないといけない訳。悲しいことに貨物扱いなのよ。
「ペット用」のスペースってのもペットルームとして区切られてる空間などではなく、飛行機の半分から下の部分の貨物の中に一部、荷物とは分けて入れるってくらいのレベル。
ペットルームなんておしゃれな空間はないのだ。
温度や気圧は人間の乗るとこと同じくらいっていうけど、「同じです」と断言してくれてるとこはなく…。
どーなのよ。入ってみないとわかんない。
飛行機は上空たっか～いとこを飛ぶのでもちろん超寒い。飛行機は飛んだら寒～いの。
飛行機の設備は暖める方の機能だけを持っていて、エアコンといっても冷房を使うような必要はなく、とにかく暖めるのみ！と、どこかで読んだ。
「暑い時期に飛行機に乗せるのは危険」っていうのは、カウンターに預けて、空港の建物から飛行機まで移動し、野外で積み込んだり、野外で下ろしてまた空港内まで運び込むまでの時間が危険ってことだと思うの。
実際、積み下ろしには結構野外に放置状態。
空港の建物から飛行機まで運んでくる際のカートにはお屋根無いし、風を受けちゃう作りだし。
前回熊本に物件の下見で飛んだとき、あたしは見たわ！
行きの飛行機、あたしの乗った座席の窓の下がちょうど荷物積み込みのコンベア部分で、大きな薩摩ビーグル犬が3匹積まれる様子を見ることができたの。じーっと見守ってたの。
カートから下ろされた状態で、結構な間コンベアには乗せられず、野外に下ろされたまま居たわ。
「はやく乗せてあげてぇ」って思って見てたのね。
という訳で、あたしは「寒い」ってのをかなり気にしているのよ。
こんな寒い日に貨物内も寒かったら困るよぉぉ。野外放置時間が長くっても困るよぉぉ。
で、カイロ♪これが言いたかった(笑)

　ホテルのチェックアウトの時間にダーリンの姉夫妻＆姪っ子が大きな車でお迎えに来てくれた。
ホテルから羽田までは道も空いててスムーズ。
空港の前で車から降りると、前に止まってたタクシーから見覚えある人が降りてきた。
いや～ん♪ガチンコファイトクラブのクラブ生２名よ。
あの4期生梅宮君と、２期生斉藤君。お２人とも超素敵♪かっこいーの。まじで。
いいもん見られた。お陰でちょっとだけ力が抜けたわ。

　空港ではフライトまでかなりの時間があったので、まずはおっきなガラガラ式の手荷物だけ預け、２階でみんなでお茶。お子達ももちろん連れ込み。
～しばし歓談～。
茶も済み、義姉夫妻達と記念撮影し、サヨナラ。さみしか…。

　空いてるレストラン街のベンチに腰を落ち着け、みんなのお世話をしながら時間潰し。
そうこうしてるとみーさんとぎーたんが登場！
みーさんはあたしのリクエストに答え、リンゴと包丁を持参。キャリーにリンゴを仕込む為にね♪
空港ベンチで包丁でリンゴを切ってくれたみーさん、ほんとにどうもありがと。
すごく怪しいオンナだったけど…。

　カイロを仕込んだぷぴのきゃりーを覗いてみる。
ぷぴのキャリーには温度計＆湿度計を取り付けておいたので、チェックしようかと思って。
そしたら何とぷぴキャリー内温度が30度になっちょる！
ぷぴのキャリーは前面あみあみなので(鳥かごみたいな形状)防寒対策に内側全部にちょっとずつ隙間を作りながらクリアケースを貼りつけちゃったの。温室状態なの。
しかも小さいから暖まりすぎちゃったらしい。30度は暑すぎ。仕方なくカイロ撤去。
ぴーちゃんのキャリー内はそれほど暑くなかったのでそのままカイロを入れておく。
キャリーを開けてお野菜あげたり、あれこれしてたら、何としゅーちゃん脱走…。
びょこびょこっ！としたとこであたしが腕を伸ばし捕獲。たった２跳びの脱走劇。しゅーちゃん御用。

　そしてキャリーの中に牧草とサニーレタス、セロリ葉、リンゴを入れ、搭乗30分前くらいに、ぴー、しゅー、ぷぴをカウンターに預けに連れてった…。
いやーん(泣)　
ちなみにうちが使ったのはJASね。
ぴー、しゅー、ぷぴ、全員のキャリーごとの重さを計られ、ちょうど全部で10kgあったので、料金550×10で5500円徴収される。
10kg単位でお金をとられるの。
11kgだったら20kgの料金で倍になってた訳ね。10kgで済んでよかった。

　うちの用意したキャリーで特に問題はなかった。
みんな取扱注意とペットタグを付けられ、あたしは誓約書(「なんかあっても責任とれないっす」みたいな書面…)にサインさせられ、あたしゃもうドキドキ、バクバク。
カウンターのねーさんに「だいじょぶですよねぇ？」って聞いたら
「大体だいじょぶですよ。今まであまり事故とかもないですしぃ～」
・・・。
「大体」とか「あまり」って言うな～っ！
「今までお預かりした中で事故はないのでご安心下さい」とかって言葉を期待して聞いたのに。ぶぶぅ。

　フリースカバーはかけたままで預けた。
係りの方も「かけたままの状態でよろしいんですね？」
って聞いてきてくれたから、外されちゃうこともないらしい。
外が見えないほうがみんな落ち着くと思うの。
特にぷぴ。暗いとおとなしく寝るから(笑)
預けてからは４名(みー、ぎー、うさママ夫妻)ストーカー状態。
カウンターの奥で行われてる作業をじーっと見守り、キャリーを移動させれば、その後をぞろぞろ付いて行く。
結局ぴーちゃんのキャリーは網をかぶせられ、小さい弱いキャリーのぷぴはキャリーごと更に頑丈なケースに入れられ、そこの余ったスペースにしゅーのキャリーも入れられ、そのケースごと網をかぶってた。
そして…見えないところに送られて行ったの。ああ心配。
どうかご無事で。また熊本空港で元気な姿でご対面しようねぇ。
見送った後はあたしとダーリンも移動することに。
みーさん、ぎーたんとサヨナラ～。
ナミダなみだ涙のお別れ…ではなかった。
どたばたしててとてもあっけなく…。ごめんなさーい。

さて、時間到来、準備ＯＫ！いよいよ飛行機へ乗り込みます…。

ほんとはね、空港でのあれこれを写真に収めておこうとおもって、
ちゃーんとデジカメを持参してたの。
ところが、空港到着したらもう舞い上がっちゃって、
どきどきが止まらなくって、全くカメラを出せませんでした…。
空港での2枚の写真(このページの最後2枚)はぎーたんから頂きました。
という訳で･･･字ばっかでつまんないでしょうけど、ごめんなさいねぇ。

お引越し記まだ続きがあります。下の右側の三角で続きをどうぞ。字ばっかですけど…。