しゅ〜ちゃん去勢日記 
PART2 去勢手術とその経過

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【去勢手術を受けるには】

健康状態が良好なことが第一です。また、オスうさぎの性成熟が完全でないうちは行えません。タラコのようなタマタマがしっかりと外にせり出してぶら下がっているようなら大丈夫と判断するようです。生後6ヶ月くらいがベストといいますが、体の性成熟度合いと問題行動の内容によっては、もう少し早くもできるそうです。まずは獣医さんに相談しましょう。その際に、「手術の成功率は半々です」とか「うさぎは麻酔に弱いから」なんてことをいまどき口走るような獣医さんは避けることをお薦めします。うさぎのオペをし慣れている獣医さんは決してそんなことは言いません。危険がないとは言い切れないのも事実ですが、腕に自身があれば、通常言いません。
更に、大抵の病院では手術は当日に申し込んでも受け付けてはくれません。数日前に予約を入れましょう。その際に、入院の必要があるか、入院の場合は準備するものがあるか聞いておきましょう。

【去勢手術内容】

去勢手術の方法は、獣医さんによって異なります。腹部にメスを入れて中から行う場合と、タマタマの皮(陰嚢)に直接メスを入れて行う場合があります。前者はお腹の傷の治りに時間を要しますし、少し負担がかかります。後者の方が負担が少なくうさぎにやさしい方法です。この方法は絶対にダメ!というのは無いと思いますが、念の為どこをどのように切って、何を行い、切った所の処置はどのようなものなのかを確認しておくと良いでしょう。
  参考までに、しゅーちゃんの手術内容は、後者です。タマタマを切開し、精巣を摘出するもので、傷口は1cmも無いくらい。傷口の処理は、糸を埋没して縫合するというものです。手術中の出血は少なく、術後に抜糸の必要もなく、糸を噛み切る心配もないそうです。この病院の去勢手術の料金は、1泊の入院費と5日分の薬代込みで12,000円でした。

【去勢手術当日】

去勢をするに当たっては、特に準備は必要ありません。いつも通りでOK。犬や猫の去勢手術の場合は、手術中に胃の内容物を吐き戻してしまい、それが詰まる危険性がある為に、当日は食事抜きで連れてくるよう指示されます。しかし、うさぎは吐けません。吐き戻しが出来ないので手術中に嘔吐物がのどに詰まるなんてこともありえません。ですから、しっかりといつも通りにごはんを食べさせてから出かけます。術後なかなか麻酔から覚めなかったり、覚めても食欲が出ない場合もあります。胃腸を空っぽにしない為にも、必ず食べさせましょう。もし、「朝の食事は抜いて来てください」なんてことを獣医さんに言われたら、「どうしてですか?」と逆に聞いてみましょう。別な理由からなら良いですが、「手術中に吐く場合があるから」なんて答えが返ってきたらその獣医さんはうさぎを良く知らないということになります。手術を任せるのはちょっと怖いですね。


2000年1月28日(金)

とうとう来た。来ちゃった。しゅーの去勢手術の日が・・・。何も知らないしゅー。ごめんね〜。ママを許して。今日はいつもよりちょっと早起きしてしゅーにごはんを食べさせ、部屋で遊ばせた。しゅーは手術後の経過を見る為に今晩一晩は病院にお泊まり。言い方変えれば「入院」!うさママうさぎと暮らして早6年。どれも初めてなのよ〜!愛するうさぎちゃんに麻酔、手術、入院なんて。もう、予約入れた一昨日からドキドキしちゃって大変。具合が悪くなりそう。
  お泊まりセットの用意は昨晩のうちに完了。「入院中の食事は病院で用意できますが、いつものやつを持ってきても構わないですよ」と聞いたので、ペレット3種類に、乳酸菌に、ドライ野菜に、ちょこっとだけクッキーを混ぜて「いつものやつてんこもり」を用意。別で「いつもの牧草」もね。手術したら、動けなくなっちゃうだろうからせめて食べる喜びだけでも。
  病院へ開院の9時に到着するように出掛けようと思ったら、しゅーがまだごはんを食べきってない。仕方がないので小松菜を数枚食べさせて、ペレットの残りは持参。車の中での水分補給に小松菜2枚も持参。何も知らないしゅーちゃん。頑張るのよ!絶対安心だからね!

  病院へは開院2分前くらいに到着。今日のお客第一号。早速診察室に通されて、まずはしゅーちゃんのお耳チェック。というのも、11月に中耳炎でお世話になっていたので、その後の経過を
診てもらう。奥の方がまだちょっと汚れてるって。ありゃりゃ。健康状態に異常はなく、朝ごはんも半分くらいは食べたことを伝えて、獣医さんにお泊まりセットと、車中で食べ残した小松菜と、いっぱいいいこいいこしてチューしてしゅーちゃんを引き渡す、いや違った、お願いする。その際に「しゅーちゃんの好きな野菜や果物はある?」と聞かれたので、いくつか答えた。動物病院でも、ちゃんと野菜や果物をあげてくれるんだ〜と感動。実験用ペレットだけかと思ってたから、色々持たせたのに。最後に「手術は何時?」と問い合わせると「決まった時間に行うのではなく、予定ではお昼過ぎに」との返答。「夕方、電話を入れるので様子を教えてもらえますか?」と申し出ると、「じゃぁ、手術後、麻酔から覚めたらこちらから電話します。」との親切なお答え。さらに麻酔ついでに、通常なかなか診られないという奥歯のチェックと、血液検査も依頼してみた。全てを獣医さんにお任せし、しゅーには「明日お迎えに来るからね。頑張れ!」と言い残し、後ろ髪を思いっきりひかれつつも病院を後に・・・。
  帰りがけに病院近くのコンビニへ自分のおやつを買いに寄った所、デザートコーナーには「○○いちごシュー」「○○ロングシュー」「チョコ○○シュー」「ジャンボ○○シュー」「○○カスタードシュー」と、「しゅー」の目白押し・・・。何だか余計に後ろ髪引かれるぅ〜!!結局買ったのはアイスなんだけど。

  家に到着したものの、心配で何も手につかないの。でも、何もしないでいると余計に時間が長く感じるから、いつも通りに掃除機かけて雑巾かけて洗濯して、ぴーとしゅーのおうちを掃除して、ぷぴちゃんのおうちも掃除して。最後に、しゅーのおうちの中のお座布団2枚も洗濯。明日帰ってきたらきれいきれいよ。
  午後になって、もうすることも無く、読書を始めたんだけど、なんだかドキドキ、オロオロしちゃって内容が頭に入らず中断。しゅーちゃんの彼女のうさこちゃん(ぬいぐるみ)を抱きしめて一緒にドキドキ
1時・・・そろそろ手術かしら。
2時・・・いくらなんでも麻酔からまだ覚めないわよね。
3時・・・そろそろ覚めるかな?
4時・・・ちょっと〜!まだ電話が来ない!
5時・・・いい加減どうしちゃったの?手術時間が遅かったのかな?それとも麻酔からなかなか覚めないのかな?
5時半・・・あと30分で病院終わりじゃん!どうしよ〜。でも、「まだ麻酔から覚められないみたいで」なんて言われたらと思うと怖くて自分から電話も出来ないよ〜!!

  結局、6時前にはようやく確認!手術を開始したのが3時過ぎで、5時半ごろにもそもそ動き出して、小松菜を食べたみたい。先生によると麻酔からの覚醒は順調とのこと。無事で良かった〜。信頼してない訳じゃないけど、すごく信頼してお任せしたんだけど、現実はやっぱりオロオロしちゃう。何はともあれ無事麻酔から覚められたようで、ほっ。受話器置いた後は、安堵のあまり「良かったわ〜」って大泣きしてしまったわ。
  明日朝いちでお迎えに行くからね!  しゅーのいないケージの中はすっごく淋しい風景。うさのことまで思い出しちゃう。早く会って、無事を自分の目で確かめたい!


1月29日(土)

土曜日なのに早起き。しゅーちゃんをお迎えに行くの。
  病院に到着したのは午前9時半、土曜日ということもあって待合室には既に3組もいる。早くしゅーちゃんに会いたいよ〜とドキドキしていると、引き取りに来ただけのうさママは、すぐに診察室に呼ばれた。そこには獣医さんに上半身を持たれ、下半身をだらーんとしている(立ってるポーズ)めっちゃラブリーなしゅーちゃんのお姿!「しゅーちゃぁ〜ん!」思わず叫びながら駆け寄っちゃった。しゅーはその体勢のまま、まずはおマタのチェック。しわしわの皮々状態かと思いきや、ん?タマタマあるわよ?あれれ〜?どうやら私の想像とは違っていたらしい。「今はちょっと腫れてるけど、中身はもう無いのよ。腫れがひいてしばらくすると小さくなっていきますから。」とのこと。すぐにしわしわになる訳じゃないみたい。ちょっとうれしい。依頼しておいた血液検査は正常、全く問題なし。奥歯も、「大変きれいないい歯です」とのこと。ただ、お耳の奥がやはりちょっと汚れていたらしく、お掃除したって。更には「今後は2ヶ月に一度くらい、耳の検査をしに来て下さい」とのことだから、今後はここがかかりつけ病院だわ。しゅーちゃんお耳がちょっと問題みたい。その後獣医さんに「ちょっとこの子は神経質みたいね。もし、2〜3日しても食欲が無いようなら、連れて来てください。」と言われたが、しゅーちゃんをいいこいいこしていて上機嫌のうさママは、単に「は〜い。」と返事をし、獣医さんにお礼を言って診察室を後に。

   処方されたお薬は抗生物質のバイトリルを1日1回の投与で5日分。粘着質のあるお薬なのでちょっと多めに入れてあるけど、余っても5日だけしかあげちゃダメとのこと。

  帰りの車の中、しゅーちゃんはとってもおとなしい。ショックが大きかったのね。急に病院に連れて行かれ、置いてけぼりにされたうえ、すっごい怖い思いをし、目覚めたら体がおかしい、「ここはどこ?なんでなの?」時間が経てばおマタに激痛が・・・舐めてみると「ないっ!ないのね〜!」周りには知らない生き物や知らない人だらけ。「ぼくは何をされちゃったの?」きっと宇宙人に誘拐されて人体実験されちゃった気分でしょう。ごめんね。もう2度とこんなことはしないよ。でも、車で揺られながらキャリーバッグの中でけっこうな量のおしっこをしちゃったりして、また恐怖を感じているのかしら?

  家に到着後、まずはお薬。おとなしいうちになんて思ったのに、そうはいかないの。やっぱり嫌がってすごい力で暴れる〜。2人がかりでどうにか飲ませられたって感じ。
  その後は安静にしてあげようと思い、ケージの中に落ち着かせ、ごはんもペレットやら小松菜、バナナ、ドライブルーベリーといろいろ並べてみた。けど、何にも興味を示さないの。食欲が無いのならと、アルファルファ牧草も用意。やわらかい葉の部分を3口くらい食べるけど、それ以降は全然食べない・・・。そのとき思い出した獣医さんのあの言葉。「ちょっとこの子は神経質みたいね。もし、2〜3日しても食欲が無いようなら、連れて来てください。」ってことは、昨日も手術後ほとんどごはんを食べてなかったんだ〜!しゅーに会えてうれしくって、ついつい聞き流して返事しちゃったけど、そういうことだったのね。急にまたオロオロしちゃって心配になっちゃった。でも、仕方がないのかな?おうちに帰れて安心すれば食べだすかな?と様子を見ることに。帰ってきてから3時間くらいしても、野菜、果物に口をつけた様子無し。冷蔵庫をこ探しして、パセリを見つけ、パセリを口の前に持っていくと、あら?食べる食べる。むしゃむしゃ茎だけ残して勢いよく食べる。3枝くらい食べた後に、勢いでペレット少々とアルファルファ牧草少々も口に。
  今日の昼間は、ケージ内でおとなしく丸まってたしゅーちゃん。うんちはちゃんと出たけれど、形や大きさがいびつなの。いつもの特大まるまるうんちではない。やっぱり病院ではまともに食べなかったのね。
  
  夕飯の時間になったけど、ペレットはいっぱい残してる。食べた量が分からなくなるので、それは捨てて、新しくいつもの分量のペレットをあようとケージの扉を開けたら、何としゅーちゃんが飛び出してきた。しゅーの目の前のテーブルの下にはぴーちゃんがいる!しゅーはちゃんと走れてた。急いで捕まえてケージに戻したら、たいそう御不満な様子。「ぴーちゃん、びっくりしたね〜。」とぴーちゃんを撫でると、冷たいものが・・・。良く見るとぴーの顔や体にしずくが。くんくん匂いを嗅いでみると、くちゃい!しゅーったら、元気が無いのかと思ってたら、ぴーにしっかり飛びしっこかけてる〜!待てよ?飛びしっこ?なにも変わっていないしゅー・・・。なかなか本調子みたいに食欲が戻らないのはもしかして運動してないからかな?と思い、本当は今日は安静にしておこうと思ったんだけど、ちょこっとだけ部屋に出して様子を見ることに。出してみたら、喜ぶ喜ぶ!ちょっと勢いが無いけどほぼいつも通りのしゅーちゃんよ。トイレ場に走りこんで軽い飛びしっこ!その後もあっちゃこっちゃホリホリしてしっこ。忘れずうさママにもしっこ。うさママ歩けば、ずっと追いかけてくる。要は何も変わらないエロエロやんちゃ坊主。動いたお陰でいっぱいうんちもオシッコも出たし、食欲も出てペレットをや野菜をぱくぱく食べ出したし、うさママ、ほっ。これなら明日には完全に食欲が戻るかな?元気でやんちゃなしゅーでいいから、早く完全復活して!


1月30日(日)

   今日も心配で早起き。 すると昨日の夕飯が食べ尽くされてた。いつも通りに朝ごはんの用意をし、あげたところ、すぐに顔を突っ込んで食べ始める。良好、良好。と思っていると、いつもよりずっと早く食べるのを切り上げて横になってしまった〜。昨晩のペレットは朝方までかけて食べたのかなぁ?

8時頃に頑張って2人がかりで薬を飲ませた。あと3日の辛抱だよ、しゅーちゃん。

  今日は、午前中からケージ内に日がさして明る〜い!しゅーは、手術前と全く変わらぬ様子。ケージ内のクッションのうえで真横になって目をしっかり閉じておねんね。倒れ方も勢いがいい!ごはんもちょこちょこ食べて、数時間後には空っぽ。いい調子。食欲もほぼ完全に戻ったみたい。良かった〜。食欲のないしゅーちゃんなんて、一番辛い姿だもん。
  
  昼間はケージの中でゴロゴロしてたしゅーだけど、夕方になるにつれ、遊びたくって仕方ない様子。ケージの中のクッション位置を変えようと、ケージに半身を入れた途端、何と、うさママに飛びしっこ!!思いっきりまっ正面よ。うさママ、今まで何度か顔に飛びしっこを食らったことはあったけど、味わったのは今回がはじめてだわ。ちょいとほろ苦かった・・・。そんなに元気ならと、部屋に出してあげると、大喜びでトイレ場にすっ飛んでいってダイナミック飛びしっこ。そして、そこいら辺でちょいしっこ、ホリホリ、ガジガジ、ダッシュ!うさママ走れば猛ダッシュで追いかけてくるし、うさママしゃがめば背中に飛び乗る。ぴーちゃんのケージ前に座れば肩に乗り、ぴーちゃん覗いて興奮し、うさママの背中にうれション。もう、元気元気。そういえば一昨日、何かしたっけ?
  ケージに戻ってちょっと経った時、ケージ内でしゅーがドタバタしている。どうした?と覗き込むと、彼女のうさこちゃん(ぬいぐるみ)抱えて腰フリフリ・・・。おマタ覗けばりっぱにおちんちん出てるしぃ〜。もしも〜し。でも、去勢手術したって、しばらくは繁殖できちゃうって言うし、第一、とったからってすぐにホルモンバランスが変わる訳じゃなし、きっと、これから変わっていくのよね???

  正直言って、今は、元気な元通りのしゅーになってくれただけで嬉しくって嬉しくって。他に何も望まないわ。飛びしっこしようが、かけられようが、腰フリフリしようが、微笑んでしまうのよね。けど、それじゃ何の為に怖くて痛い思いをさせたの?ってなっちゃうので、もう数日したら変わっていくんだろうな、きっとそうだろうなって思うことにした。

  タマタマの様子は、未だに腫れててぷりぷりしてる。傷口はほとんど目立たずきれい。やはり触ると痛いみたいで、いつもなら寝そべっている時なら片足を持ち上げておマタを覗いてもじっとしているのに、足を持ち上げると起きてしまう。お陰でタマタマチェックも一苦労。今は腫れてるタマタマもそのうちしわしわになっちゃうんだよねぇ。何だか淋しいわ。


1月31日(月)

元気なしゅーちゃん。今日は完璧に手術前の本調子。良かったよ〜!やっぱりしゅーちゃんは元気でごはんをぱくぱく食べてくれなくっちゃ。しゅーの行動は、相変わらず変化なし。数日前に去勢手術をしたというのが信じられないくらいに変化なし。

  病院にしゅーをお迎えに行ったときに先生に色々聞こうと思っていたんだけど、しゅーの姿を見たら、嬉しくて舞い上がっちゃって何も聞かずにとっとと連れ帰っちゃったの。だから今日は電話で問い合わせ。行動に変化が現れるとしたらそれはいつ頃なの?すぐに変わるもの?ということを聞いてみた。去勢後は残留ホルモンが多く、術後すぐには状態が変わらないので、すぐに行動が落ち着いたりすることはないそう。せいぜい10日くらいは様子を見たほうがよいらしく、その期間中はまだ生きた精子も残っているし、メスを妊娠させることもありえるみたい。スプレー行為や、マウンティング行為は、癖になっている場合は去勢に関わらず残ってしまい、何も出なくても腰フリフリすることもあるとのこと。発情に関しては、個体差はあるものの徐々におさまってくるらしい。
  
  まだ、何の変化も現れない、笑っちゃうくらい去勢前と全く同じ状態のしゅーちゃんだけど、後1週間もしたら少しは落ち着くのでしょうかねぇ・・・。ほんとに変化するの〜?何だか予想できない、そんな素振りもない、何も変わらぬ子犬のようなしゅーちゃんをちょっと嬉しくも思ってしまうのですが、怖い思いしたんだからせめて、飛びしっこくらいは軽減してほしいものだわ。


2月1日(火)

   食欲正常。元気いっぱい。いつものしゅーちゃん。今日も2人がかりで薬を飲ませた

  午前中、 いつもと同様にしゅーのケージ内のお掃除。ぴーちゃんのサークルをお借りして、それをフローリングに置き、ケージ掃除が終わるまで、しゅーをサークルに入れておく。通常、そこで飛びしっこをすることが多いのに、何と今日は隅っこで大量に「ち〜」

  正午からしゅーの第一回出動TIME。通常なら真っ先にトイレ場に駆け込んで超ダイナミック飛びしっこのはずが、またもや「ち〜」。でも、何故かトイレの手前なのよね。でも、もしかしてこれはっ!去勢の成果が?とワクワクしていたのもつかの間。うさママにちょい飛びしっこをかけていった・・・。それも2度も。行動は相変わらずで、うさママ歩けばず〜っと追いかけてくる。たまにターンの際に興奮してちょい飛びしっこ。

  夜、しゅーの第二回出動TIME。昼間と同じく、トイレ場に駆け込んでは行ったものの、同じ場所で「ち〜」。でも、忘れずにうさママにはしっこをかけるんだけど。

  今日は、うさこちゃんを抱えて腰フリフリの姿を1度も見ていないし、ケージ内で飛びしっこもしていないし、ケージ内での撒きフンも数える程度。これってやっぱり、効果が現れたとしか思えないわ!!明日以降、期待しちゃう〜。

  しゅーのタマタマの様子は、ずいぶんと腫れがひいて、おっきなレーズン若しくはちっちゃなプルーンって感じ。ちょいしわしわになっちゃった・・・。ちなみにしゅーのタマタマは黒っぽいの。赤黒い感じだったけど、中が抜けてしわ寄った現在は、まさにレーズンとかプルーンみたいな色だわ。


2月2日(水)

   薬を飲ませる為に、ケージ内ですっかり伸びてくつろいでいるしゅーを抱き上げようとした瞬間、びゃびゃびゃびゃびゃ〜!やられた・・・・。おびただしい量の飛びしっこ。ケージ内はもちろんのこと、うさママは頭から上半身にかけて(顔ももれなく)全てしっこまみれ。よく見りゃカーテンも、床も、じゅうたんも広い範囲にしっこが・・・。おくつろぎのところ、無理に起こしちゃったのが悪いんだけどね。びびりション&目くらまションかな?薬の投与は5日目の今日で終了。ほっ。

  昨日はいい調子!と気を良くしていたのに、朝の飛びしっこを機にしゅーの行動は元通り・・・。ケージのお掃除中に入れておくサークルの中でも、思いっきり飛びしっこ。正午からの第一回出動TIMEにも真っ先にトイレ場に駆け込んで超ダイナミック飛びしっこ。ちょい飛びしっこも相変わらず。うさママの足に絡まるしゅーを抱き上げておマタチェックすれば、おちんちんがぴろ〜っと出てる。夜の第二回出動TIMEに、ダイナミック飛びしっこが出なかったのが今日の唯一の救い。
  あ、でも、ケージ内のトイレ癖だけは超改善傾向!朝の一件を除けばとっても優良児。


2月4日(金)

  

手術からちょうど1週間。昨日と今日の行動は、まずケージから部屋に出た途端のダイナミック飛びしっこがない!改善傾向?更には、足元にまとわりつくものの、少し走って追いかけっこの相手をしてあげると、すぐに満足げに横たわる。前ほどのしつこさとスタミナがないみたい。ケージ内のトイレは優秀。反面、ちょい飛びしっこやうさママへのしっこかけは相変わらずちょこちょこと見られる。それと昨日はまだおちんちんを出して、腰をフリフリしたがったので、まだ発情はしているみたい。

  タマタマの様子は、数日前よりもさらに腫れがひいたというか、しわしわになったというか、ペッタンコになってきた感じ。薄くなっちゃった・・・。


2月6日(日)

   やっぱり、あきらかに改善傾向にあるみたい。昨日と今日の2日、ダイナミック飛びしっこ無し、足に絡んで腰フリフリ無し。すばらしい!ケージ内でのおトイレは、オシッコはパーフェクト、うんちは95%くらい。でも、カーテンの裾や部屋の隅をホリホリしていると、さすがに興奮するらしく、ちょい飛びしっこや、ちょいおもらしをしている模様。一つ問題は、部屋に出した途端に、トイレの横や手前で「ち〜」ってすること・・・。トイレに入らないの。部屋の中でのトイレは全くダメ。撒きフンについては全く改善の様子無し。これは飛びしっこほど大変なことではないので、完治しなくても許しちゃう。今日はうさママへのしっこかけも皆無だったし、全体的に見れば何だかいい感じ。希望の光が見えてきたわ。でも、ケージ内のうさこちゃんのしっぽがちょっとガビガビになっているのは何故???やっぱり人目を盗んで腰フリフリしてるのかな?

  しゅーの性格は、特に変わらず。手術前と同じく、めちゃくちゃ明るく活発。ただ、ちょっと変化があるとすれば、あまりしつこくなくなったってことかな。追いかけっこをして遊んでも、以前よりも早く満足して横になり、横になった後はしばらくゆったりとした姿勢で休んでいてくれる。これは、うさママにとってすごく楽ちん!手術前は、一瞬足りとも休む暇がなかったから・・・。そのうち、読書しながらしゅーを部屋に出せる日が来ることでしょう。


2月10日(木)

6日に「改善傾向にあるみたい」なんて書いたら、翌日にはダイナミックに飛びしっこされたり、うさママにしっこかけたり、もしも〜し!って感じ。良い子ちゃんの日もあれば、ちょっと暴れん坊な日もあるみたい。ただケージ内での行動はすばらしく良くなってよ!うさこちゃんぬいぐるみを抱えて腰フリフリはしないし、トイレもほぼ完璧。今日は足でうりゃうりゃして、しゅーを興奮させてみたら、やっぱりおちんちん出してた。タマタマ取ってもそれは別なのかい?ママには良く分からないわ・・・。

今の時点でのしゅーのタマタマの様子をご欄あれ。  ↓↓↓


お宝
去勢全身図
しっぽの付け根に
注目!
これがしゅーのお宝
タラコタマタマ。
普段は中途半端
に長い毛で 隠れています。撮影の為掻き分けました。

去勢前タラコタマタマ
去勢
タラコタマタマズーム!
勾玉型のりっぱな
タマタマ。
プリプリ感が
分かるかな?
色は赤黒い。

去勢後レーズンタマタマ
去勢
懸命に毛を掻き分け探し当てた。
小さく黒くなりま
した・・・。
去勢前はタラコだった
ものが、 去勢後は
レーズン
タマタマにっ!!


2月15日(火)

   今日は、しゅーを部屋に出して遊ばせている間に、何と!うさママはゆっくりとお化粧が出来たの!!もう、うれち〜っ!以前みたいに、イスに座ってるうさママの足を執拗にホリホリガジガジすることが無くなった。ここ数日はそんな行動は皆無で、腰フリフリも見ていない。一人遊びも大変に上手になって、ホリホリ用ダンボールの中で必死で新聞をホリホリして、疲れるとその辺で伸びて、たいそう手のかからない良い子ちゃん。それでも、うさママのダッシュには時折お付き合いして走ってくれるし、まとわりつかなくて淋しいってことも無い。いい感じ。但し、飛びしっこはどうも癖付いてしまっている様に思う・・・。ちょっとムラムラっとしてる時、ホリホリして「こんにゃろ〜」って必死になっちゃってる時、更にはムカついた時(怒らせてしまった時)には相変わらず飛びしっこをかまされる〜。それでも現在は手術前の二分の一以下には減少傾向。これでも随分良くなったのよね。結構いい感じで生活できるようになってきてるのは間違いない!


2月19日(土)

   ここ数日、とっても落ち着いた良い子ちゃん!飛びしっこされてな〜い。ムカしっこ(ムカついた時の飛びしっこかけ)すらされてな〜い。部屋に出して遊ばせていると、うんちはばら撒くものの、おしっこはだいたいトイレ付近でち〜っ。トイレにだって入ってするようになったんだから。今までは、トイレに入ってち〜ってし始めると、そのまま体をひねって飛びしっこしながら出てきちゃったり、トイレの中でさんざんにおいだけ確認して、あとはトイレから出てち〜ってしたりって状態だったから、ずいぶんな進歩!

  一番変化を感じたのはうさパパみたい。うさパパは数日前までお仕事が忙しく、平日は残業続きで休日は出勤だった為、しゅーとほとんど遊んでいなかったの。今日、しゅーを部屋に出している時にうさパパは恐る恐るしゅーに近づいてかまってみたらしい。感想は「いいうさぎになったなぁ!おまえ。」とのこと。うさママは毎日毎日一緒に居るから日々、微々たる変化を積み重ね感じてるけど、うさパパは「暴れん坊しゅー」のイメージのまま今に至った訳で、今日になって「しゅーの大変化」を感じてしまったらしい。うさママが思ってるよりも、うさパパの言うように、しゅーは驚くほど性格も行動も良い方向に変わったってことだ。うさパパは以前はしゅーに手を伸ばす度、逃げられたり飛びしっこされたりで、嫌な目に遭ってたから、今日のしゅーには御満悦の様子。

  そうそう、タマタマがさらに小さくなったみたい。最近は毛を掻き分けて探すのも一苦労。