PARTX〜うさぎの必需品 生活編


住居、食事関係以外で、うさぎとの生活に必要とされるものを挙げてみます。



スリッカーブラシ植毛ブラシラバーブラシ(ミトンタイプ)
ブラシ

  うさぎにもブラッシングが必要です。長毛種の場合には毎日、短毛種は毎日の必要はありませんが、毛並みや抜け毛の具合によってブラッシングを行います。
  ブラシの種類は大きく分けて4種類。スリッカーブラシ、コーム(写真掲載してません)は長毛種の毛玉をほぐしたり、アンダーコートをすきとるに便利。植毛ブラシは、毛ヅヤを良くします。ラバーブラシは、抜け毛が良く取れ、あまり毛が飛び散りません。我が家はコーム以外の3種類を使用しています。スリッカーは短毛の子に通常のブラッシングとして使用すると皮膚を痛めますので注意が必要です。お尻のほうで毛玉になってしまった部分をほぐす場合だけ使用しています。
我が家では短毛のぴーちゃんにはラバーメイン、やや長毛でアンダーコートが多いしゅーちゃんにはコームメインでブラッシングしています。


爪切り

  毎日地面をホリホリできれば、自然と爪は適当な長さに磨耗していきますが、部屋の中で遊んでいては爪はどんどん伸びていきます。(地面を掘っていても前足の親指は磨耗しません) 伸びた時には爪切りの必要がでてきます。通常の人間用のもの、犬・猫用のもの、うさぎ用のもの、大きさや形は様々ですが、あまり大きくないものだったらどれでも大丈夫です。我が家では猫用のはさみ型タイプか、深爪ストッパーつきのグリップの大きなものを使用しています。
 家庭でうまく切れない場合は、定期的に獣医さんに切ってもらいましょう。
爪切り


両前足を通すタイプ首輪・胴輪付きタイプ リード、ハーネス

  外でお散歩したいという場合にはリード、ハーネスを付けます。首輪にひもがついただけのタイプは、引っ張られたときにうさぎが首を痛める危険があるので避けましょう。両前足に引っ掛ける胴輪タイプ、 もしくは首輪と胴輪それぞれの輪があるタイプが安心です。但し、お散歩にはくれぐれも注意してお出かけ下さい。
ちなみに…我が家のしゅーちゃんは超小型犬用のハーネスを使用しております。
うさぎ用では胴回りが少々窮屈なもので。


キャリーバッグ

  動物病院へ行く時、散歩場所までの移動時、 旅行時等、うさぎを連れて家の外に一歩も出ないということは無いでしょうから、用意しておくと良いでしょう。
  市販のものは、プラスチック製、布製、籐カゴ調等様々です。 うさぎにお勧めなのは上開きタイプ。出し入れする際に手間取りません。更には、病院での診察の際に暴れる子は、キャリーバッグに入ったまま処置出来ます。布や籐のものは、 齧られることがありますのでカジカジ好きな子には要注意。
  我が家では、市販のプラスチックの上開きタイプキャリーバッグと、プラスチックの蓋付きバスケット、キルティング等で手作りしたものの3種を使用しています。
上開きプラスチック製手作りキルティング製蓋付きバスケット



パネルヒーター
パネルヒーター、ホットカーペット等の保温器具

  暖房で温められれば必要は無いですが、寒いところで過ごすうさぎさんにはあると安心。それから初めて冬を越す仔うさぎにも。
  うちの子がまだ子うさぎだったころは、たたみ半畳サイズホットカーペット(人間の足元用)を使用していましたが、大きくなるにつれ、ボロボロにかじられて大変危険になってきたので廃止。現在我が家にはケージの半分にあたる38cm×58cmの大きなパネルヒーターが1枚あります。通常は暖房で過ごしていますが、病気で体温が下がってしまった時にはパネルヒーターが大活躍しました。ツルツルのプラスチック板で、表が高温、裏が低温。バスタオルを巻きつけて使用します。


フードストッカーと乾燥剤

  ペレットや牧草は開封すると傷みやすい為、開封したら乾燥剤と共に密閉容器に入れておくと安心です。 プラスチックの米びつ等でも代用可。乾燥剤も台所用品売り場あたりに並んで売っています。
IRISフードストッカー市販の乾燥剤
 

温湿計
温度湿度計

 室内温度計だけより、湿度計もあると良いでしょう。
適温は18〜25度くらい。湿度は人間と一緒でいいと思います。ちなみに我が家の湿度計で快適ゾーンとされるのは40〜65。温湿計をこまめにチェックして、快適な状態を保ってあげましょう。


キッチンスケール、はかり

 間隔を決めて体重測定する習慣をつけると健康管理に役立ちます。成兎なら1ヶ月に1度くらいでもいいですが、仔うさぎはもっとまめに。体重の増減で体調や食事量を管理できます。更に、体重によってごはんの分量もきっちり量りましょう。

キッチンスケール