PART[〜うさぎの健康CHECK!


 毎日、ちゃんと見てあげることが大切です。うさぎは痛みをうまく表現できない生き物です。 ちょっとした異変にも早急に気付いてあげたいものです。

 
まず、朝ごはんをあたえるときに・・・
  昨晩からのごはんの食べ具合、水の減り具合は?
  夜間にした糞は大きさ・量は?
  尿の量と色は?
  ごはんをねだる?欲しがる?
  元気はある?ごはんをあげても食べずに隅でうずくまってたりしない?
  ごはんの食べ方はおかしくない?柔らかいものばかりに飛びついて、固いものを食べなくなってきた場合、歯の異常等考えられます。
 

 以上のことを見ておくようにしましょう。毎日見ているとちょっとでも様子がおかしかったらすぐに分かります。ごはんが毎日残ってるようなときは、量が多すぎないかどうか再検討してみて下さい。
  更に、日中でも夜でもいいので、スキンシップの時間にボディチェックをしましょう。 これはショップでのうさぎの選びかたと一緒です。

 
スキンシップ時に・・・
  血色は良い?(耳の中や鼻があまりにも白い時はちょっと注意しましょう)
  耳の中は汚れていない?嫌な臭いがしない?
  目はきれい?キズやくもりはない?目やにペットリじゃない?ぱっちり明く?
  鼻水なんか垂らしていない?呼吸したとき「スピースピー」って異音は聞こえない?
  口元によだれは出ていない?(奥歯の異常も考えられます。)
  爪が途中で折れて出血したあとはない? (うさぎの指の数は前足5本、後足4本です)
  お尻、しっぽ、お腹側に下痢便やおしっこはついていない?(ひっくり返さなくても、汚れがある場合はお尻付近をくんくんするとかなり臭うはず。)
  毛ヅヤはゴワゴワしていない?換毛期で抜け毛が多い場合はブラッシングの必要があります。(そうでなく毛づやが悪くなる場合、体に異変があることも多いです。)
  体全体を撫でたとき、湿疹やしこりやハゲや外傷はない?
  体は適度に肉付きが良い?
  しきりに一箇所だけ舐めたり掻いたりしていない?痛い、痒い等のサインかもしれません。
その場所を触る、もしくは毛を掻き分けて肌を見てみましょう。
  元気よく動き回る?動きにおかしいところはない?不満げな様子はない?
 

毎日見なくてもいいけれど、たまにはここもチェック。

 
月に一度は・・・
  歯並びは?(口の横をちょっと上へあげて横から「前歯」を観察。奥歯は見れません。折れていたり、受け口になっていたり、 変に曲がって伸びていたり、口からはみ出すように伸びていないか確認。)
  爪切が必要ではない?爪の伸びる速さは個体と、飼育環境により異なります。伸びすぎていたら家庭または病院で爪切りをしましょう。(我が家は2ヶ月に1度家庭で爪きりします。)
  体重測定。急激な増減はない?太りすぎと感じたら、ダイエットも考えましょう。
年に一度は・・・
  病院で健康診断。最低でも年1回は獣医さんに健康診断してもらうことをお勧めします。年齢があがってきたら、半年に1回のペースで。
 

 「おかしいな?」と感じた場合は早いうちに病院へ行きましょう。家庭で様子を見ていられるのはせいぜい2〜3日がいいところ。あっという間に容態が悪化することも多いです。日頃から早期発見、早期治療を心がけましょう。